下の記事の続き
スヴィプタグルとフレイヤの話のイラストを手がけられている
ジョン・バウアー氏
http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:John_Bauer
のイラスト目当てで、洋書の北欧神話の本買ったのですが
その本に下に載せたフレイヤの話の続きがありまして
なんと、スヴィプタグルはエインヘリヤルとしてヴァルハラへ上がり
若さを取り戻してフライヤといつまでも幸せに暮らしましたとさ☆
なオチがありました
なんてこったい!!!!!
フレイヤ切ない!報われない一途な女イイ!!
とか思ってたのに何という仕打ち
そういやフレイヤって本人もヴァルキューレの1人で
オーディンとエインヘリヤルの取り合いしてるって設定だった
流石欲望の女神は只では起きなかった
そう考えるとハッティングの味方になってとりなした
フレイの無駄骨っぷりが可哀相

買った洋書
Our Father's Sagaは結構ややこしい解釈をしている本で
例えばスヴィプタグルの場合
彼はオズル(フレイヤの夫である太陽神)オッタル(フレイヤの愛人、人間)
スキルニル(フレイの臣下、人間)と同一人物だろうという解釈
エジプト神話のややこしさと似ていて
地域による伝承の違いを、起源は同じだろうと同一視する考え方なわけです
まあこの考え方の方がフレイヤがビッ○と言われなくて済むような
そしてこの本で初めてウルがシフの連れ子だと知りました;
北欧神話の女性って何故かしら再婚がとても多い
多分あの辺の人は女性は戦利品←でも、自ら剣を取る勇ましい女性も多い
だったろうから使い回し(汗)に抵抗感が無かったのだろうか
男神も女神も愛人作りまくりのギリシア神話がその辺は一番奔放でしょうね
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