
GWに実家に帰った際、机の上に転がっていたので
(丁度数ヶ月前、友人からサントラの話題を振られて懐かしくもあり)
久々にやってみたくなり持って帰って、プレイしてみた…
が!!
なんじゃこの厳しすぎるRPGはッ!!!!
と、改めて学生時代の自分のマゾっぷりと暇さ加減を痛感しました…
「ビヨンドザビヨンド」とは
PS黎明期に満を持して発売されたRPG、だったのですが
あまりの難易度とバグの多さのために今となっては
「伝説の糞ゲー」とか「キングオブクソゲー」とか
挙げ句「糞ゲーの単位は1ビヨ」とか言われてるゲームです(汗)
しかしながら、実は私が産まれて初めてプレイしたRPGは
何を隠そうこの「ビヨビヨ」。
この世にはなんて面白いもの(=RPGゲーム)があるのだろうと
夜通しプレイしては友人宅に長居しすぎたり、旅行先で貧血でぶっ倒れたりと
友人や身内に迷惑かけまくったゲームだったのでした。
さて久々にやってみた感想を改めて詳細に述べますと、
まず「アクティブプレイングシステム」、通称「連打システム」は
完全に失敗と言えるでしょう。
これ、連打する事によって戦闘で改心攻撃やガードができたり
移動中はエンカウント率が減ったりする、というものなのですが
指がつります。そしてコントローラーが死亡します。
その上、どうやら戦闘難易度やエンカウント率は
連打での補助効果がある上で設定されているかのようで
敵は滅茶苦茶に強いしエンカウントはDQ3の悪魔の爪入手後並です。
そしてRPGのもうひとつの重大要素、シナリオにも問題あり。
当初、自称”勇者”の
サムソンさんの汚名をはらすべく呪いを解くために旅することになるのですが
噂で聞いた賢者の居る村に行って、賢者に会えないと分かってから
次に何をすべきなのかが全くノーヒント。
実際は空中の塔や海賊ドミノの噂は聞けるものの、
寄り道要素であり本筋ではありません。
結局寄り道しろ、ということなのでしょうが「ビヨビヨ」の場合
下手に寄り道すると即ゲームオーバーの危険性があるので迂闊に手を出し難い。
フリーシナリオ的な要素を入れるにしては
セーブは教会のみのDQ形式なのも難点と言えるでしょう。
そして上記のシナリオ上での行き場の失いに平行して、
丁度そのあたりで戦闘も激化するのです。
賢者のいる村へ抜ける洞窟から、天空の塔への遺跡あたりで
全体魔法をつかう敵が、しかも複数でるようになります。
こっちのLPがだいたい20ちょっとなのに対し、
魔法攻撃はで15くらい削られます。
2匹以上魔法系がでてきて、
2回魔法かけられれば全員いっぺんに戦闘不能ですよorz
天空の塔への遺跡は4回くらい逃げ帰りましたよ。(泣)
多分ここで投げた、というプレイヤーも多いのではないでしょうか。
と、散々に書いてしまいましたがそれでも
覚えてるだけで4周はやったし、桜庭さんの音楽は神!だしで
記憶にのこるゲームです。
もしこれからやろうという気になった奇特な方がおられましたら
・まもりのオーブは入手したら即使う
・ダンジョン攻略の際は、「みちびきのえだ」は必須
をふまえておくと良いかもしれません。
まもりのオーブというのは、
戦闘中使用すると数ターン相手魔法が半減する、というものですが
実はバグにより、その効果は使用後クリアまでずっと続きます(笑)
「みちびきのえだ」はいわゆるデジョン、エスケープ系の効果があります。
今現在レインボーバレイ前なのですが
これからモアイダンジョンに行くと思うとガクガクします。
それにしてもサムソンは役立たずですね。
ここまで役立たずとは、当時はそんなに気にしていなかったです。
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