2018アカデミーをとったシェイプ・オブ・ウォーター
個人的にはストライクな映画でした
モンスター映画でモンスターの恋は何故報われないのか
美女と野獣で野獣の姿の時に惚れてるのに何で人間に戻っちゃうのか
何故「美女」と野獣なのか
という私のような獣人・モンスター好きの長年の疑問を
打ち破ってくれたデルトロ監督素晴らしい
そんなわけで小説版も読んだのですが
新たな発見も結構あって読んで良かったです
小説での新たな発見をざっくり書くと
・半魚人はアマゾンの河の神様で地元の人には「鰓の神」と呼ばれている
ストリックランドも同じ呼び方をする
・ホフステトラー博士は独自の研究を元に「デボラニアン」と呼ぶ
・イライザ→「彼」 ジャイルズ→「フィッシュマン」
・イライザは恋愛経験がそれなりにあったけど道具的な扱いしか受けてこなかったため
嫌気が差して恋人をつくっていない
・イライザは靴オタク
・半魚人は手話を色々憶えて、イライザと普通に会話できるまでになっている
・ストリックランド家の家庭崩壊の様も描かれている
映画ではトロフィーワイフだった彼の妻が自立して家を出るまでの描写が細かい
しかし彼の子供はDV気質を受け継いでいる
・半魚人の一人称は「We」(多分)で、彼目線のくだりからしても
自然と一体であるという思想っぽい
結構黒塗りの部分が多くて原文はどんだけ禁止用語使ってたのでしょうかね
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